概要

DXが加速する今、多くの企業がアジャイル開発を取り入れています。
しかしその一方で、プロジェクト現場では“要件定義のズレ”や“すれ違い”が後を絶たず、成果やスピードに大きな影響を与えているのが実情です。

特に、ビジネス部門が自ら要件を語る機会が増えたことで、
「想いはあるのに、正しく伝わらない」──そんな認識のギャップが生まれやすくなっています。

本ウェビナーでは、こうした課題に対し、
生成AIが“ビジネスとITをつなぐ翻訳者”としてどのように支援できるのかを実践的に探ります。

要件定義やアジャイル開発の文脈に根ざした「使い方の知」を、
リアルな実演・対話形式で共有し、業務に役立つヒントをお持ち帰りいただきます。

    こんな方におすすめ                                                    
  • DXプロジェクトやアジャイル開発の要件定義に関わっている方

  • ビジネス部門と開発部門の間で認識のズレに悩んでいる方

  • 生成AIを業務で使い始めたが、設計や要件整理にはまだ手が出せていない方

  • 要件定義や合意形成の“考えるプロセス”にAIをどう活かせるか模索している方

    期待できる成果
  • 要件定義における生成AIの具体的な活用イメージの共有

  • 現場に根差した「実践知」「現実の課題」「リアルな距離感」の明確化

  • 現場・業務設計レベルでの活用の第一歩を踏み出すヒントの提供

    開催概要
  • 開催日時: 

    2025年7月16日(水) 13:30〜15:10(Q&A含む)

  • 開催方式:  

     オンライン開催(Zoomウェビナー)

  • 対象者

    DX推進リーダー/プロジェクトマネージャー/アジャイル開発従事者/業務・IT部門連携に悩む担当者

  • 主催

    Graat(グロース・アーキテクチャ&チームス株式会社)

  • 共催
    JACK(ジャパン・アジャイル・コラボレーション・カーネル)
  • 登壇者: 

    鈴木 雄介  
    Graat 代表取締役社長

    岡島 幸男 様  
    株式会社永和システムマネジメント 
    取締役CTO/Agile Studioディレクター

    森實 繁樹 様  
    株式会社レッドジャーニー
    アジャイルコーチ


    飛岡 憲 様  
    KDDIアジャイル開発センター株式会社  
    サービスデザイナー

  • 参加費         

    無料 (事前申込制)

  • 申込方法:       

    参加をご希望の方は、フォームよりお申し込みください。

  • お申込み期限:

    2025年7月16日(水) 12:00まで 

     
     プログラム


時間 内容 登壇者
13:30~13:35(5分) オープニング・主旨説明  
13:35~14:15(40分)

■【第1部 講演】
DXにおける要件定義の課題と生成AI

─ “つなぐ力”としてのAIの可能性 ─

概要:

  • DXプロジェクトやアジャイル開発では、なぜ「要件定義のズレ」が起きるのか?

  • ビジネス視点とシステム仕様の断絶をどう乗り越えるか?

  • 生成AIを“ビジネスとITの翻訳者”として活用する3つのポイント

  • 実演デモあり(ChatGPT等による要件生成・レビュー支援)

メッセージ:
「AIは要件を決めてはくれない。でも、私たちが考えるための“相棒”にはなる。」

登壇者

鈴木 雄介(Graat)

14:15~15:00(45分)

■【第2部 パネルディスカッション】
アジャイル実践者に聞く!生成AI活用の可能性

進行フロー:

  • 自己紹介+現場での生成AI活用紹介

  • ディスカッショントピック

  • 参加者からのQ&A

  • 登壇者からのクロージングコメント(1人ずつ)

ディスカッショントピック例:

  • アジャイル開発で要件定義が難しいと感じる瞬間

  • 生成AI、こう使ってみた/使ってみてうまくいかなかった

  • 今後どこで活かせそうか?何に気をつけたいか?

登壇者:

  • 岡島 幸男 様 (株式会社永和システムマネジメント)

  • 森實 繁樹 様 (株式会社レッドジャーニー)

  • 飛岡 憲 様(KDDIアジャイル開発センター株式会社)

モデレーター:

鈴木 雄介(Graat)

15:00~15:10(10分) クロージング  


     登壇者の紹介 

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鈴木 雄介  
グロース・アーキテクチャ&チームス株式会社  代表取締役社長 

1998年4月、株式会社イセタン・データー・センター(現 株式会社三越伊勢丹システム・ソリューションズ)に入社。後に独立し、個人事業主としてアーキテクト、PMとして複数の開発プロジェクトに携わる。
2008年8月、当社創業に参画。アーキテクチャ事業の推進を担う。2018年11月、グロース・アーキテクチャ&チームス株式会社を設立し、代表取締役に就任。
エンタープライズアジャイルやマイクロサービスのコンサルティングに特化し、大企業向けに事業展開。
2007年、日本Javaユーザーグループの創立に参加。2013年より会長、サブリーダーを歴任し、Javaコミュニティに貢献。2013年、日経BP社の「これが日本のトップアーキテクト」に選出。

岡島幸男プロフィール写真2025-1

岡島 幸男 氏
株式会社永和システムマネジメント   取締役 CTO / Agile Studio ディレクター(マーケティング責任者)

Web・組込等、様々なソフトウェア開発とマネジメント、事業開発の現場を経て、現在は Agile Studio にて企業のアジャイル化を支援。
2022年1月より副業で福井県DX推進アドバイザー(CDO補佐官)、福井県高浜町DXアドバイザー。アジャイルを活用し自治体DXを推進すべく活動中。著書に『受託開発の極意―変化はあなたから始まる。現場から学ぶ実践手法』(技術評論社)他。

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森實 繁樹 氏 
株式会社レッドジャーニー    アジャイルコーチ
 

CSP-SM(認定プロフェッショナルスクラムマスター)・CSP-PO(認定スクラムプロフェッショナル プロダクトオーナー)
大手SIerでの開発/運用、大規模プロジェクトマネジメントを経験した後、ミドルベンチャーでCTO、通信系事業会社でエンジニアリングマネージャー、国立大学で非常勤講師などを歴任。プロダクト開発や組織づくりに造詣が深い。2003年からアジャイル開発を実践しており、社内外問わずいくつものチーム、組織の支援を行ってきた。現在は、認定スクラムプロフェッショナルとしてDX支援に邁進している。
日本XPユーザグループスタッフ。BIT VALLEY -INSIDE-ファウンダー。保険xアジャイルコミュニティ「.insurance」、人材業界ビジネスxアジャイルコミュニティオーガナイザー。AgileTourYokohama実行委員。

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飛岡 憲 氏  
KDDIアジャイル開発センター株式会社    サービスデザイナー
 

デザインファームにて、サービスデザイナーとして自動車・製薬・消費財・家電等様々なクライアントへの既存サービス・プロダクトの改善および新規事業開発の支援を担当。
ユーザリサーチ、ワークショップ設計、アイディエーション等デザインプロセスを幅広く経験。
その後は、ITや人材業界のUXデザイナー、PdMとして主にプロダクトのグロースを担う。
現在は、KDDIアジャイル開発センターのサービスデザイナーとして、新規事業開発支援に従事している。